マンガンの生理作用と食事摂取基準

マンガンは、炭水化物(糖質)と脂質の代謝の補因子として酵素を活性化させる働きがあります。また、下垂体の機能を高めたり、各種ホルモンの分泌を活発にしたりします。更に炭水化物(糖質)や脂質、尿酸の代謝を助ける働きもあります。普段の食生活においては不足する心配はほとんどありませんが、植物性食品の摂取が少ない人、インスタント食品や加工食品を多く食べる人、特に骨粗鬆症や糖尿病予防をしたい人は意識して摂取したいミネラルです。

マンガンが必要な人

  • 植物性食品の摂取が少ない人
  • インスタント食品・加工食品を多食する人
  • 骨粗鬆症・糖尿病予防をしたい人

マンガンの生理作用

マンガンは、炭水化物(糖質)と脂質を分解する酵素を活性化させ、尿酸の代謝を助ける働きがあります。また、下垂体機能の向上、各種ホルモン分泌の活性化に関与します。

マンガンの過剰症

  • 運動失調
  • パーキンソン病

マンガンの欠乏症

  • 細胞不活性
  • 骨の発育不良
  • インスリンの合成不良
  • 性欲減退
  • 平衡感覚不全
  • 中枢神経障害

マンガンの食事摂取基準

マンガンの摂取基準
年齢(歳)1日の目安量 (mg)上限量(mg)
0~5(月)0.01
6~11(月)0.5
1~21.51.5
3~51.51.5
6~72.02.0
8~92.52.5
10~113.03.0
12~144.03.5
15~174.53.5
18~294.03.511
30~494.03.511
50~694.03.511
70以上4.03.511
妊婦(付加量)+0
授乳婦(付加量)+0

資料元: 厚生労働省2010年版食事摂取基準より

マンガンを多く含む食品

マンガンは、主に玄米、豆類、種実類などの主食に含まれるので普段の食生活で不足することはありません。外食に頼る方や偏食をする方にやや欠乏がみられますが、摂取過剰にならないように注意が必要です。


食品名1食分(g)含有量(mg)
いたや貝703.43
干しずいき102.5
ライ麦全粒粉1002.46
ふだん草501.8
50(小3個)1.64
ヘーゼルナッツ301.57
パイナップル缶80(2切)1.26
玄米ご飯120(1杯)1.25
干し柿70(1個)1.04

マンガン含有健康食品