クロムの生理作用と食事摂取基準

クロムは、血糖値の調節をする役目を持つインスリンの働きを助け、炭水化物(糖質)の代謝に欠かせません。また、脂質の代謝にも関わります。クロムは代謝のミネラルとも呼ばれる、糖尿病予防、中性脂肪やコレステロール値の改善に役立つミネラルです。因みに有益とされるクロムは三価クロムで、環境汚染物質の六価クロムは酸化力が非常に強く有害です。

クロムが必要な人

  • 高血圧・動脈硬化・糖尿病を予防したい人

クロムの生理作用

クロムは、インスリン作用を補助し、炭水化物(糖質)の代謝に関わります。また、脂質の代謝にも関与します。更に血糖値を正常に保って糖尿病予防をすると共に高脂血症や動脈硬化の予防効果もあります。

クロムの過剰症

はっきりした過剰症はありませんが、吐き気や肝機能障害が起こるといわれています。

【クロムを取り扱う作業従事者】

  • 呼吸器障害

クロムの欠乏症

食生活に偏りがなければ問題はありません。

  • 動脈硬化
  • 糖尿病
  • 骨粗鬆症
  • 高血糖
  • 高脂血症
  • 高血圧
  • コレステロール増加
  • 白内障
  • ビタミンCの吸収阻害

クロムの吸収促進

  • クロム酵母を含む健康食品
  • クロム酵母を含む健康食品

クロムの吸収阻害

  • カルシウム不足
  • 亜鉛不足

クロムの食事摂取基準

クロムの摂取基準
年齢(歳)1日の推奨量 (μg)上限量(μg)
0~5(月)0.8(※1)
6~11(月)1.0(※1)
1~2
3~5
6~7
8~9
10~11
12~14
15~17
18~294030
30~494030
50~694030
70以上3525
妊婦(付加量)
授乳婦(付加量)

資料元: 厚生労働省2010年版食事摂取基準より

(※1)目標量

クロムの上限量の定めはありません。

クロムを多く含む食品

クロムは穀物、肉、魚、野菜など広く含まれているので、偏りのない食事であれば過不足の心配はありません。

クロム含有健康食品