ダイエットと停滞期対策

食事と運動を併用したダイエットをスタートした場合、最初の1週間~2週間で0.5kg~2.0kgの体重減少がみられますが、その直後に体重がなかなか減らない「停滞期」を迎えます。
ダイエットを始めると体が体重の変化に気付き、自己防衛反応として体重が減りにくくなるのです。
個人差はありますが2週間から1ヶ月くらいが体重の減少しづらい期間が続きます。
また、食事を抜いたり、健康食品の多用で食事量が減るなどストレスや体に負担の大きいダイエットであるほど自己防衛反応が強力になり、停滞期が長引く傾向にあります。

この時期はなかなか減らない体重を見て、ダイエットのやる気が失せたり、ダイエット自体を挫折するケースが多くなります。
その反動で過剰なエネルギーを摂ってしまい、以前よりも更に体脂肪が増加してしまいます。
これがいわゆるリバウンド現象といわれるものです。

ストレスやリバウンドと停滞期

食べることによって得られる満足感は、お腹が満たされることだけでなく、五感が刺激されて「快感」を存分に味わっていることも含まれます。
しかし、急に食事の快楽が制限されてしまうと、脳は記憶された食事への快感を求めて、余計に食べることに執着していまいます。
普段は我慢できても、人間関係や仕事のストレスを感じた時や女性ホルモンのバランスが崩れる生理前などで心と体に変調をきたすと、精神の安定を求めて食欲が津波のように押し寄せてくるようになります。
一度食べ物の誘惑に負けて食べ始めると、脳の抑制が効かなくなって過食を続けてしまうことがあります。
ある程度満足して、ストレスや精神不安定から開放されると、食べてしまった罪悪感から自分を責め、無理なダイエットを再開してしまうのです。
そしてストレスが溜まり、過食に陥ってリバウンドしてしまうという、ダイエットとリバウンドの悪循環に陥ります。
このような無理なダイエットには、拒食と過食を繰り返す摂食障害を招く危険性が潜んでいます。

停滞期の上手な過ごし方と対策

停滞期の期間は人によって違いますが、だいたい2週間~1ヶ月といわれます。
この時期に体重が減らないからといってあせる必要は全くありません。
ダイエットとは、順調期と停滞期が交互にやってきて、体重の変化は階段を休憩をしながら下りるようなものです。
例えるならば、順調期が階段の部分、停滞期が階段の踊り場やそこにあるベンチの部分と捉えると良いでしょう。
この仕組みをダイエットをする前から理解していれば、体重が減らない時期があっても焦ることなく、停滞期から体重が減り始める次の順調期への心のゆとりが出来るはずです。

  • 停滞期を理解する

    短期的にダイエットをして結果を出したいという女性が多いと思われますが、体の仕組みや生理機能、痩せる仕組みと痩せない時期があるということを理解できれば、短期的に痩せることは健康を害するだけでなく、心と体のバランスさえも破壊してしまう、恐ろしいダイエットであると認識できるはずです。
    先にも述べましたが、停滞期は人が本来持っている生存本能である、自己防衛反応です。
    心にゆとりを持つことによってストレスによる摂食障害を避けることが出来ます。

  • 停滞期のストレス対策

    食欲の暴走を防ぐホルモンのひとつにセロトニンという物質があります。これは、気分や感情をコントロールするホルモンで、リラックスしていたり何かに熱中している時など、感情が安定している状態で分泌されます。
    セロトニンがきちんと分泌されると、満腹中枢が正しく刺激されて満足感を覚えるようになります。逆に、ストレスによってイライラすると、脳内のセロトニンは減少し、食べてもなかなか満足できなかったり、やけ食いなどの猛烈な食欲が起きる原因となります。

    セロトニン分泌を増やす方法
    気の合う友達と会話の弾んだ食事をする。
    セロトニンの材料となるトリプトファン(必須アミノ酸)を多く含む牛乳、チーズ、バナナ、きなこ、アーモンドなどを食事で摂取する。
    抗ストレスホルモンの材料になる成分を含む、大豆食品やビタミンCを摂取する。
    夢中になれる趣味を見つけて毎日を楽しく過ごす。

肥満度をBMI指数でチェック

成人の肥満度がわかるBMI指数の自動計算スクリプトを利用して、肥満度をチェックしてください。身長と体重を入力するだけで現状の肥満度と理想体重が分かります。定期的にチェックすることによって、肥満度や体重の推移をグラフ化、HTML出力が可能です。

ダイエットにおすすめの組合せ