ダイエット

ダイエットは、単純に「体重を減らすこと」と捉えている方が多いと思われますが、ダイエット(diet)の語源は、ギリシャ語で生活様式という言葉が食事(日常の食べ物)という意味に転じた言葉です。現在では、消化器系内臓疾患や肥満に対する食事療法や治療法という意味を持つようになっています。このため商業利用されたダイエットという言葉に痩せるというイメージが定着したものと考えられます。

近年のダイエット

近年のダイエットは、一時的に体重を落としたり体脂肪を少なくすることだけに執着されています。その理由は現代の食生活にあると考えられ、今現在の食生活は、表面的には便利に、豊かになったように思われますが、昔よりもはるかに品質の劣る食べ物を摂りすぎているように思われます。日本古来からの米、季節の魚介類や山菜、海藻、きのこ類、味噌や納豆、豆腐などの大豆食品を中心とした食生活が、利便性を追求した、インスタント食品、レトルト食品、ファーストフードといった加工食品が主食化し、スナック菓子や嗜好系清涼飲料水の摂取量が増加しました。その結果として「エネルギー過剰による栄養失調」という状態を引き起こし、日本人特有の遺伝性や代謝システムに過度の負担がかかり、肥満や生活習慣病の急増という現象が起きています。また、野菜類などのハウス栽培・促成栽培により、エネルギー代謝に関わるビタミンやミネラルの含有量が激減することによって「エネルギー過剰による栄養失調」の状態によりいっそう拍車をかけています。

肥満とダイエット

肥満は様々な病気を招き、健康を害するということは分かっていても、男女を問わず、肥満というよりもスタイルが気になります。「スタイルがよければ好きな服が着れる」「ぽっこりお腹を引っ込めたい」という願望が健康を害するほどの無理な減量をさせてしまうのです。食事を抜いたり、健康食品を頼ったりして減量に成功し、スリムになればOK・・・それだけでよいのでしょうか?ダイエットに成功したと思いがちですが、「隠れ肥満」が急増しているのが現状です。隠れ肥満とは、体重が適正で見た目もスリムであるのに体内の脂肪組織の割合が多いことをいいます。運動不足や過度のダイエットを繰り返すことにより、筋肉が減って体脂肪が増えてしまいます。また、体重変化がなくともウエストが増えた状態も隠れ肥満に当てはまります。健康という概念を抜きにしたダイエットは、体重減少や体脂肪減少に成功して見た目スリムになったとしても、体力が落ちて血色が悪い顔であり、痩せたのではなくて病み上がりのような「やつれた」状態です。

ダイエット項目

肥満度をBMI指数でチェック

成人の肥満度がわかるBMI指数の自動計算スクリプトを利用して、肥満度をチェックしてください。身長と体重を入力するだけで現状の肥満度と理想体重が分かります。定期的にチェックすることによって、肥満度や体重の推移をグラフ化、HTML出力が可能です。