アロエベラの特徴と成分

アロエベラの語源

皆様お馴染みのアロエですが、まずはなぜ「アロエ」と名付けられたのでしょうか。アロエといえば苦いものというのがとおり相場です。そして語源もアラビア語の「alloeh」あるいは、ギリシャ語の「allal」からきているという説が有力です。どちらも「苦い」という意味です。確かにあのアロエの葉を特に緑色の部分もそのまま苦いとわかっていて口に入れるのはかなり勇気が必要です。アロエベラジュースをはじめ、多くの化粧品の主成分になっているのは、「アロエベラ」です。「ベラ」とはラテン語で「本当の」「真実の」を意味し、アロエベラは「本当の(真実の)アロエ」という意味です。数多くあるアロエの中で、世界で最も多く利用されてきた真実のアロエがアロエベラです。

アロエベラの特徴

単にアロエというと日本では「キダチアロエ」のことを言っているととられます。本来アロエという植物は暑さと乾燥に強いのですが、寒さに弱いところがあります。「キダチアロエ」は、日本でも冬の寒さがさほど厳しくないところでは冬を越すことができるので、目にする機会が多いのです。これに対し、アロエベラは寒さに非常に弱く、摂氏5℃以下になるところでは生育できないとされています。このため日本では沖縄県くらいしか見られません。一方でアロエベラが盛んに栽培されているのはアメリカです。キダチアロエに比べるとはるかに大きく、肉厚なのが特徴です。同年数のキダチアロエ1株がアロエベラの葉1枚ほどにあたり、重さは約1.5kg。先端から付け根までの長さは70cmから80cmになります。肉厚の葉とトゲの印象、さらに水をやりすぎると良くないこと、乾燥した土地でもすくすく育つという、よく似た性質からアロエはサボテンの仲間と思われがちです。しかし、アロエはユリ科に属します。 ユリ科には、ニンニク、たまねぎ、ニラ、長ネギなど精のつくといわれる植物が多く属しています。 見た目は違ってもアロエも同じユリ科ということなので、同じような遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。

アロエベラの成分

アロエベラには200以上の物質が存在しているといわれます。これらの物質がお互いに協力しあう形で色々な効果を発揮しているのがアロエベラの特長です。これを「オーケストラ効果」と呼びますが、オーケストラ音楽が様々な音色の楽器が折り重なってひとつの素晴らしい曲になるように、アロエベラもそれぞれの成分が相互に作用しあい、素晴らしい効果を発揮するのです。そして、これら成分の中でも、特に「多糖体」という成分が非常に重要な役目を担っています。

アロエベラに含まれる主な成分
アロイン、ホモナタロイン、アロエエモジン、アロエウルシン、アロエシン、アロミチン、サポニン、芳香性成分、アミノ酸類、有機酸類、各種ミネラル、各種ビタミン、シュウ酸カルシウム、ムコ多糖体、酵素類、植物ホルモン、バイオスチムリンなど

アロエベラの多糖体

「多糖体」とは「アセチル化マンナン」という成分を中心的に含む物質で、炭水化物の一種。 その名の通り「多くの糖をもった高分子化合物」のことですが、なかでも「ムコ多糖体」は、納豆やオクラ、山芋、モロヘイヤなどにも含まれるヌルヌル成分です。そしてこの「ムコ多糖体」こそ、アロエ果肉(ゲル)の主要成分といえます。

多糖体の生理作用
多糖体はタンパク質と結合し、からだの細胞のすき間をうめて、あたかもスポンジのように水分を保持します。つまり非常に水を含みやすい(もっといえば水分を積極的に確保する)性質であり、これがアロエベラがもつ「保湿力」と関係しています。人間の身体が本来持つ保水力は生きていく上で非常に重要なものですが、多糖体が不足するとこの力が弱まり細胞の弾力が失われ、疾病や老化の原因になるともいわれています。
多糖体の分子量
ちなみに多糖体はアロエの種類によって分子量に差があり、キダチアロエの場合、分子量が「4万」であるのに対し、アロエベラの場合は実に「45万」といわれています。尚、アロエベラに含まれる多糖類の種類は、D-グルクロン酸、D-マンノウロン酸、ムチン、マンナンなどです。

アロエベラの主な成分の特徴

コラーゲン生成
「多糖体」にふくまれる「マンナン」が組織細胞にはたらき、コラーゲン生成などに役立ちます。
免疫力
アロエベラの多糖体は、血液中に入ると「マクロファージ」の分解作用を受けます。このことはウイルス活動の抑制や免疫力(抵抗力)強化に関係してきます。
皮膚吸収性
アロエベラの多糖体成分は身体への皮膚吸収性が高く、塗っても効果を発揮します。この成分は親水性が高く、皮膚になじみやすい性質をもっています。
保湿性
アロエベラの多糖体は、非常に保湿性に優れています。
肌の保護
アロエベラの多糖体は脂肪に吸収されやすい性質があります。吸収された多糖体は、肌に保護膜を生成します。

アロエベラジュースをすすめる理由

アロエベラは「ジュースで摂るのがもっともよい」とされています。アロエベラをジュースにすると、ゲルの有効成分を壊すことがありません。つまりアロエベラジュースを飲むということは、多糖体や有機ミネラル、酵素などを含む水分を、そのまま体内に摂取する、ということになります。もちろんアロエベラの新鮮な果肉を毎日食べてもよいのですが、それにはさすがに限界があります。良質のアロエベラジュースを、毎日コンスタントに。これが健康の秘訣です。

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